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Day-31 クリティカル

概要: 人それぞれにクリティカル率のようなものが設定されているとして、その確率で予想外の成果が上がるという仮説

クリティカル

前々から書こうと思っていたが、この話は共感できる人とできない人に二分されるかもしれないと思い、書くことを躊躇っていた。 ただ、前にも書いた、"努力は確率がベース" という信念の一部を担っているのが、この「クリティカル」なので、説明していこうと思う。 一応、世間で似たような話を聞いたことがないので、この現象を「クリティカル」と命名した。 名前は一番わかりやすく、意味が一致しているものを選んだつもり。

クリティカルについて話していきたい。 概要にも書いた通り、人間ごとに設定されたある確率によって、その人が平常成し得なかったような成果が偶然発生するというもの。 日常に溢れているもので例えると、ツイートが「バズる」とか、たまたま遊びで作ったWebサービスとかゲームがめちゃくちゃいろんな人に遊ばれるようになったとか、受験で自分の実力に見合わない大学に受かったとか、探せばあるけど頻度は低い。 知り合いがクリティカルを出しているのはよく見るかもしれない (自分より他人のほうが数が多いので)。

確率について具体的に言うと、例えば自分はここ数年、おおよそ二年に一回程度の頻度でクリティカルが出る。 なので、二年くらいこのブログが続いていたら普通にクリティカルが発生するかもしれないし、今日発生するかもしれないし明日かもしれない。 読んでいる方も、自分のクリティカル率を計算してみてほしい。

このクリティカルという現象を仮定することにより、黙々と作業していればいつかはほぼ確実に発生するという安心感があるので、その日の成果に対する反応に一喜一憂する必要がない。 当然宝くじみたいなものなので、期待しすぎないほうがいいし、自分の実力以上の成果になってしまうので実力を見誤らないほうがいい (経験による自戒)。

ただ、成果の期待値がクリティカルによって引き上がるなら、当然クリティカル率は高いほうがいいので、確率を引き上げるにはどうすればいいのか?という疑問が出る。 現在のこのブログでは、その回答として、「(1) ひたすら習慣を維持する」「(2) 自分で自分の高速道路を整備し続ける」ということを淡々と繰り返している。(1) は、いつもこのブログを読んでいる方はワンドロなどで目にしていると思う。(2) は、論文読みで自分の解いた数式を残していくことで同じ轍を踏まない、みたいなのが一つの例。とにかく障害になりそうなものは片っ端から片付けてみて、片付け方自体をメタ的な視点から改善し続ける。 ほかにもクリティカル率自体を改善できそうな事があれば、それを実践していきたい。

また、クリティカルのなりそこない「準クリティカル」もしばしば発生する。 これは、クリティカルには大きく届かないが、自分の実力以上の成果が出るという点で性質が似ている (ただ、これは SNS の人々の善意などによって支えられている場合が多い気がする)。 準クリティカルとクリティカルの間にはリターンに大きな壁があるが、準クリティカルは発生が観測しやすく、準クリティカルの発生率とクリティカルの発生率には正の相関があるはずなので、自分が今どのくらいのクリティカル率を維持しているかを再確認する指標になる。

このクリティカルという現象は、まだまだ不明瞭な点が多いので、引き続き発生率を高められる方法を模索していきたい。

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