CC56

CC56: 567収束までに達成したい56リスト

Day-69 ブラウジング・トレースバック

論文読みやプログラミングをすると、頻繁に調べないと分からないことに出会うので、どうしてもブラウジングする頻度が増えます。

そして、ブラウジングする機会が増えすぎると、最終的に、次の日には前日に調べたことの大半を忘れてしまいます(忘れたことに気づかないので、永遠に記憶の闇に葬り去られる)。

これでは、せっかく調べて情報を得たのに、もったいないと思いました。

そこで、一日の終わりに、以下の習慣を導入するようにしました。 一応、ブラウジング・トレースバックと読んでおきます。かっこいい名前を思いついたので。

  • 一日の終わりに、自分が今日何を、どういう順番でブラウジングしたのか思い出してみる
    • 自分は 夜→昼→朝 と時系列を反転して思い出すようにしている
  • ブラウザの一日分の履歴をざっと見返して答え合わせ

これをすると、自分が何時に何の調べ物をしたのか、多少は客観的に見返すことができます。

また、調べた時に発生した感情の動きや、思考の過程などもその日のうちなら、なんとか思い出すことができます。

日中調べ物をして、そこそこ関心を持ったものごとでさえ、夜になると完全に忘れている場合が多く、全体で6-7割は忘れていることに気づきます。

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Vivaldiの履歴。ページ表示数もカウントされているので、作業しすぎている日が分かりやすく、休憩の基準を作りやすい。

注意力の散漫に気づく

ブラウジング中に気が散り、15-20分ほど無駄にしているポイントが1日に2-3回見られました。

例えば、検索目的とは関係ないブログのタイトルに釣られて、ブログ徘徊を始めてしまうとか。 noteの推薦機能で出てきた面白そうな記事を踏んでしまうとか。

実際、自分のためになる記事を発見できることもあるのですが、脇道に逸れていることは事実です。

noteなら♥を押して後で見返す機会を作るとか、ブログならとりあえず読者登録して後で見返す、など行動を先にパターン化しておき、タスクからできるだけ脱線しないように気をつけていこうと思います。

検索を自己満足に使っていた

ブラウジング・トレースバックを何日か行ったところ、自分の中にある"甘え"のようなものが浮き彫りになってきました。

これは、検索することにより、一時的に理解したつもりになり満足し、すぐその内容を忘れていることに気付いたのです。

さらに、何度も同じ内容を検索し直している場合が多く見られました。

総じて、その場で形だけの検索を行って、ただの自己満足になっている場合が多く、時間をドブに捨てている事実が判明しました。

忘れることは仕方が無いのですが、最終的に何も残らないのは勿体ないので、一日の最後にブラウザの機能を使って記憶をトレースバックし、忘れてた大事なことはメモする習慣を身に付けました。

これは後々、知識量やメタ認知能力に結びつくと信じています。

ブラウジング・トレースバックは、5分程度で行える簡単な習慣でコスパがいいので、オススメです。

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