Alisonさんの note記事を読んで購入してみました。
L-Theanine は紹介されていないのですが、このブログでは前から扱っているもので、個人的に好きなので再購入しました。 アストラガルス(名前がかっこいい) 以外は全て Amazon に在庫がありました。届くまで1週間くらいかかった。
Alisonさんのこの記事は、特徴的な文体と経験談がいい感じに噛み合っていて面白いのでおすすめです。 今回スマドラの解説は↑の記事に任せて、スマドラの起源的な薬品「リタリン」(メチルフェニデート) について軽く触れます。
リタリン
スマートドラッグを初めて知ったのは、「リタリン」がきっかけです。 リタリンはADHDやナルコレプシーなど患者に処方されるらしいです。 脳のドーパミンの放出機能を限定的に高め、集中力を増強させます *1。 これを特に病気ではない人が飲むことで、脳の機能を高める「エンハンスメント」に使われます (推奨はされていない)。
当たり前ですが、脳の機能を高めるため「エンハンスメント」は、テストの点数を得るためなどに使えます。 主にアメリカで、SAT (日本でいうセンター試験っぽいやつ) などの点数を伸ばすために飲む学生が多いらしいです。
結構昔に流行ったので現在アメリカではどうなっているか知りませんが、日本では一部の医師しか使えないはずなので、普通手に入らないと思います。
スマドラについて思うところ
ここまで書いておいてアレなのですが、正直、普通に買えるスマドラに関しては「カフェイン」以外そこまで信頼をしていません。 理由はそもそも鶏と卵みたいなもので、強いスマドラ的効果を持つ物質は規制がかかり、医師にしか処方できないようになる傾向が強いためです。
一方で個人的に大好きなのが、「プラセボ効果」的な思い込みで、なんか効いてるかもしれないしとりあえず勉強しよう、とか、とりあえず飲んだからもったいないので集中するか、とかそういうきっかけを得るためのアイテムだと思っています。どれも1錠数十円程度なので、コスパがいい。
余談ですが、カフェインについてはTEDが上げている動画が好きです。コーヒーナップのときにも書いた、アデノシンとドーパミンの関係が動画でわかりやすく説明されています。
あと、自分は眠いときにカフェインは絶対に摂りません。そういうときは寝て起きてカフェインを摂ります。
カフェインなどは、ヤバい状況を乗り越えるアイテムとして優秀ですが、そもそもヤバい状況を作らない技術を今後も磨いていきたいです。
*1:信原幸弘ら『脳神経科学リテラシー』, 勁草書房, 2010年第1版, p213