買った理由
絵にまつわる、「絵の技術ではない本」を求めていました。
前々からAmazonの推薦機能で見かけていたので、本の表紙は知っていて、気になっていたので買った感じです。 絵で稼ぐ気はないですが、稼げるような絵を描けることに憧れています。
内容
基本一問一答形式のQAが続きます。 シンプルな質問と、2行程度でそれに対する端的な回答、そしてそれを補足する1パラグラフの説明が繰り返されます。
会社でのイラストレーター活動、法人化、フリーランス、同人活動や著作権など、イラストとお金に関連する話題を網羅的に扱っています。
僕にとっては勉強になりましたが、イラストレーターを目指して元々調べている人にとっては、あまり情報にならない可能性もあるかもしれません。
個人的にタメになったQA
末尾にある (p+数字) は書いてあるページです。
- プロになるための練習方法は、漠然と練習するより、人気を目指したイラスト1枚を描くほうがよい (p28-29)
- たくさん描くより週1枚の高クオリティの絵を生産すべき
- ビジネスでの優先順位は「塗り < 線」(p30-31)
- イラストの解像度は、高い解像度で描くに越したことはない(最低4000px程度) (p48-49)
- SNSの優先順位は「その他 < pixiv < Twitter」(p56-57)
- (補足) アカウント停止に対するフェイルセーフや、ユーザー層の幅をもたせるという点で複数のSNSをやったほうがよい
- フォロワー数は正義 (p58-59)
- 需要のあるイラストレーターは、現場が求める絵柄に合わせられる人 (p68-69)
あとは、フリーランスについても後半に結構しっかり書いてあったので、ふーんという感じで納得できました。 各職業(イラストレーターの中でもキャラデザとかメインビジュアルとか)の単価もデータ化されていて面白かったです。
Kindle版は600円代で買えます。値段に対して情報の価値が高く、パパッと読めるので気になる方は買ってみて下さい。
まとめ
お金が目的なら、人から求められる絵を描こう。