CC56

CC56: 567収束までに達成したい56リスト

Day-191 clusterのワールド作成に取り組む 2

昨日の記事の続きです。

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なんかエモい。

学校ワールドを作る

メガバンドル・Japanに封入されていた「Japanese School Corridor」を使用します。

これにはサンプルシーンがあるので、手を加えるだけで学校に潜り込むことができます。

Unityのシーンは基本的に、「スポーン地点(初期位置)」「デスポーン地点(接した場合初期位置に戻される場所)」を設定することで、cluster用のワールドとして利用できるようです。

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最低限の階層構成はこんな感じです。 元々のシーンに対し、System以下の構成を作ることでclusterのワールドとして使用できます。 SpawnPointEntrancesは、空のオブジェクトを点で設置します。 これにCluster Creator Kitの「SpawnPoint.cs」をアタッチすることでスポーン地点として定義されるようです。 これを、複数設置した場合、ランダムなスポーンをすることができます。

DespawnHeightは、床より下に面として設置することで、場外に落ちた場合に無限に落下するのを止めてくれます。 こちらには「DespawnHeight.cs」をアタッチすることでデスポーン地点となります。

Unityこそ使いますが、基本的にCluster Creator Kitはノーコードで完結しているようで、難しいところはなさそうです。

他にやることは、main cameraの削除と、衝突判定の設置です。 衝突判定は今回全部に敷くのが面倒だったので、床に「Mesh Corridor」をセットしただけです。

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サンプルシーンをまるごと使ったらアップロードに一時間くらいかかりました。どこで時間がかかっているのか不明ですが結構遅いです。 あと、調べた感じワールドの容量制限があるのかないのか分かりませんでした。

おわりに

メガバンドル・Japanに付いてきたアセットを使い、学校のワールドをclusterにアップロードし、3Dモデルを動かすことができました。 「Japanese School Corridor」は、壁や床などの小要素で構成されているため、時間をかければ自分のイメージした学校などを作り込むことができます。

自分で作ったワールドで3Dモデルを簡単に動かせるのは、ただVRで遊ぶ以上に価値があります。 例えば、clusterはスマホでも動かせるので、漫画シーン用の参考資料をいつでもスマホで開き、閲覧・探索ができるのはかなり使い勝手がいいんじゃないかと思います。 あとは、ワールドの共有も簡単なので、資料を人と共有し合うのも便利なはずです。

ワールド制作記事は一旦ここで終わりますが、今後もちょくちょく色々作って行きたいと思います。