先月、ICLの検査の予約について書きました。 前回も書いたのですが、ICLとは眼内にコンタクトレンズを埋め込み、視力を矯正するための手術になります。
先週の土曜日に検査に行ってきて、来週施術が受けられることになったので、現状についてメモ程度に書いていこうと思います。
ちなみに場所は「新宿近視クリニック」というところを選びました。理由はGoogle検索で(広告を飛ばした上で)一番上にあったからです。 どうやら湘南美容外科の系列のようです。
検査のための準備
検査前一週間はコンタクトレンズが禁止されています。これは、コンタクトにより誘発する眼球の微細な歪みが、形状を測定する検査に悪影響を及ぼすからです。 (ソフト・ハードにより日数が変動します。ソフトのほうが長かったはず)
検査時間・待ち時間等
検査にかかる時間は
- 待ち時間が 1時間半程度 (待ち→検査→待ち→検査→待ち→カウンセリング の合計)
- 検査時間 30分(20min+10min)
- カウンセリング 30分
ほどだった気がします。 土曜日だったので人が多かったらしいのですが、先生曰く平日はそこまで混んでいないらしいです。 なので、時間の融通が効きやすい大学院生やフリーランスの方なんかは平日に行くといいのではないでしょうか。
検査当日・検査内容
1. 眼球の形状測定
- 視力検査
- 眼圧検査など
- レーザーみたいなので眼球の形状を測定
眼球の形状(眼球前方の厚み)が規格外の場合、眼内コンタクトを埋め込むことができないため施術を受けられません。自分は問題なかったです。
この視力検査で、ICLによる視力上昇上限も判明するそうです。 自分の場合、両眼1.5が上限のようで、確率により2ランク程度下がるらしいです(矯正後1.2や1.0に留まるということ)。 先生の話を聴いた感触だと、運が絡んでくる感じのようです。
2. 謎の点眼をされる
- 瞳孔を開く点眼らしい
- 点眼した上でさらにレーザー測定
- 近いものが見えにくくなる(当日はPC・スマホの作業が苦痛になります)
検査はこの2種類だけです。あとはカウンセリング(質疑応答)や、メリット・デメリット、アフターケアなどの話をしてきました。
ピジョンの検査結果
- 視力の上限はさきほど書いたとおり両眼1.5、場合により1.0程度が下限
- 現状の視力
- 右目は乱視なし(微妙にあるが、補正は不要)、-5.0(通常レンズ)
- 左目は乱視あり、-5.25(強めのレンズ)
乱視がある場合、乱視矯正用の特殊なレンズが必要で、これが通常のレンズより1枚あたり50,000円高いです。 また、在庫も希少であり、オーダーメイドが普通らしいです。
僕の場合、片目が乱視なので、コンタクトレンズ代が25万円になりました(つまり乱視なしの場合、20万円。両方ありの場合、30万円ということ)。
片目でも乱視がある場合、コンタクトレンズ代として一旦30万円払わなければならない(5万円増えているわけではなく、25万という区切りがない)そうなので、現金で30万払ってきました。
どうやら現金で払うと、湘南美容外科のポイントが3%付くようで、脱毛・整形等に使えるようです。
レンズ取り寄せについて
検査日から2-3日すると、在庫確認が完了します。 通常、乱視用のレンズは国内に存在する確率が低いらしく、最悪待ち時間1ヶ月になる可能性があるらしいです。 ただ、今回は運がよく、在庫があったため来週施術を受けられることになりました。
施術日まで〜施術当日の注意点
ここらへんはうっかりやらかしてしまいそうなので、備忘録的にも書いておきます。特に香水とか日焼け止め
- 3日前から雑菌除去の点眼を1日4回確実に打たなければ手術は受けられない
- 当日不可能なこと
- コンタクトレンズ装着・化粧・香水・整髪料 ・日焼け止め
- 当日は施術しやすい服装
施術後〜
やはり体に穴を開けることもあり、色々と制約があります。
- 当日は絶対安静
- 施術翌日にまた検査
- その次週にまた検査
- 運動していいのは1週間後
など(細かいことは忘れた)
金額とか
20万円〜30万円というのはあくまでレンズ代であり、施術代は別にかかります。施術代は約30万円で、僕の場合、累計55万円ということになります。
おわりに
施術は午前中しか取れないため、どうしても朝早く起きる必要があります。なのでバックれないように今から生活リズムを整えています。(バックレると25,000円徴収されます)
僕の場合、ICLを受けるほうがアドバンテージがあると思い、そこそこの大金を叩きました。 人によって色々な考えや運の要素もあるので、この記事は参考程度で、受ける場合自己責任でお願いします…(何かあっても僕は何もできないので)