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Day-46 一日一善

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一日一善

「一日一善」という言葉は一般的な四字熟語ですが、解釈の仕方は人によって微妙に異なると感じています。 例えば、ある宗教だと死後に自分の善性が評価されるから徳を積もう、とか。 自己啓発的なものだと、一日一善を習慣づけることで、人に愛されるような人間性を獲得しよう、とか。 方向性は同じですが、最終的な目的地は微妙に違うのかもしれません。

ここで、自分の中の一日一善は少し解釈が歪んだものなので、説明していきたいです。

考え方としては、自分は生きているうちに必ず他人に迷惑をかけるので、せめて一日一回でも善い行いをして人類全体でのバランスを取りたい。というものです。

(これは直接言われることはないが) 自分の発言が誰かを傷つけていることなんて頻繁にありますし 、自分の行動が他人の機会を奪うのは当たり前の世界ですし、自分の考えが及ばないような場所で自分自身が世界を脅かしている可能性も高いです。

もしかしたら、自分は今も誰かに迷惑をかけているのではないか、という考えを常に持ち、それを受け入れ、萎縮せず、期待値をプラスに持っていこうという精神です。

(密閉されて熱された気体の分子は、色々な方向に飛び交っていますが、全体で見ると外側に対して力をかけます。そんな雰囲気。いやこれはややこしいかもしれないし間違ってるかもしれない…)

今年の二月以前は割と実行できていたのですが、家に籠もるようになってからは、人と関わる機会も減り、どうしたら一日一善ができるか悩んでいた。

四月には、散歩がてら毎日神社に行き、賽銭をして満足して帰る…なんていう日もありました。 (硬貨はウイルスの生存期間が短いので結構相性がいい)

そして、ここ最近、ようやくこの状況で一日一善が実行できる可能性を見出したので今日この記事を書くことにしました。 自分の中で実行しやすい善は、この世界に潜在的に存在し、日々半自動的に増殖する "情報の地雷" を撤去することです。

情報の地雷撤去

この情報化社会では様々なプログラムが日々生産され、インターネット上に公開されますが、全てが完璧に動作するわけではなく、バグが存在する可能性があります。 これらのバグは見えない状態で存在し続け、誰もこのバグに触れないままプログラムは使われなくなるかもしれませんし、誰かが踏み抜いて足を取られるかもしれません。

自分の役割は、バグという名の情報の地雷を踏み抜いた瞬間に、完全に撤去することによって次の被害者を無くすことです。 ついでに、地雷が埋まってそうな場所を感じ取れるスキルを徐々に磨いています。

(自分はエンジニアではないですが、これはエンジニアにとって当たり前のことかもしれませんね。)

特に、自分が今やっていることは、開発されて間もないプログラムを使う機会が多いです。 よって、自分ができるだけ早く多く地雷を撤去しておくことで、被害者を大幅に減らせる可能性が増すかもしれません。

現状は、Qiita という情報共有サイトに投稿し、グーグル検索などで引っかかりやすいようにしています。 Qiita の強みは量だと思っているので、気付いたもの、踏み抜いたものはできるだけ早く撤去できるように心がけています。

撤去した地雷コレクション

最後に

一日一善は、自分の善性を強化するというよりかは、普段から他人の善性に救われていることをより実感できるきっかけとして機能しています。 これからも続けていくことで今まで気づいていなかったことに気付けるようになりたいです。

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