CC56

CC56: 567収束までに達成したい56リスト

Day-101 人類に本当に必要なものについて説明します

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もう持っている方も多いと思いますが、自分で手に入れて感動したので、感動が減衰しないうちに記事にしたいと思います。

1週間ほど前、27インチのWQHDディスプレイ (¥46,654) を購入しました。

WQHD (2,560x1,440) は、Full HD (1,920x1,080) より画素が多く、4K (3,840×2,160) には満たないサイズです。

その他の性能としては、フレームレスで、ディスプレイの移動、回転、傾き変更が可能となっています。

WQHD 27インチのディスプレイこそ人類に必要

そこそこ高価なものなので、本当にこれを買うかどうか2年ほど悩んでいたのですが、結論としては「できるだけ早く買ったほうがいい」です。

歴史的に、ディスプレイは数ヶ月で型落ちして値下がりするとか、同じ値段でよりハイスペックなものが発売されることも稀だと思います。 待っていても値段はほとんど下がらない気がします。

今後動向があるとしたら、網膜投影ディスプレイの市場化、ヘッドマウントディスプレイ (VRで頭につけるやつ) の民主化、折りたたみ式ディスプレイの登場、なんらかの奇跡的な素材が発見されてディスプレイが安くなる、とかでしょうか。どれも割と時間がかかりそう。

話を戻すと、実は、たった3インチ落とすだけで、1万円代のものが買えます(23.8インチモデル)。

ただ、ディスプレイに関しては、本当に27インチが最高で、絶対に後戻りできません。

ディスプレイは、ブログを書いている人や、プログラムを触る人にとっては毎日使うものになります。 ブログを書かない人でも、最低1枚は家に置いてあるはずです。

基本的に壊れにくいものですし、3年持つと考えると、1日あたり42円の課金となります。 生産性が上がることを考えると、実質無料みたいなものだと思います。

買った理由

UnityやBlender、Kaggleなどで作業をする時間が増え、「あれ…今使ってる (23インチ Full HD) ディスプレイ、小さいな…と薄々感じていました。 使っていたのは ASUS の1万円台の安いやつです。

YouTubeや、Twitterなど、スマホ化が進む一方、スマホやタブレット程度では不可能な作業も増えています。

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Blender の初期画面

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Unityの初期画面にCubeを配置したもの

最近(?) の開発ツールは上下左右にいろんなものが表示されて画面の3-4割を持っていかれます。元々普通レベルのディスプレイを使っているつもりでも作業領域が足りなくなってしまいます。

また、UI の文字を小さくすることで対応もできますが、普通に眼が疲れますし、クリックしにくいです。

これに関しては、フィッツの法則というものがあり、雑に説明すると「UI がデカいほどクリックまでの時間が短くなる」というものです。

つまり、作業スペース (↑ のスクショのキューブがある場所) の大きさは元のディスプレイから変えずに、UI 領域だけを広げれば、単純にクリック速度が上がり、作業能率が上がるということです。

4K を使わない理由

じゃあデカければデカいほどいいんじゃないか、という結論もあると思うのですが、個人的には WQHD の方が好きです。

ちなみに、研究室で先輩から4Kディスプレイを1年ほど借りて使ってみた上での感想です。 4Kには4Kで魅力的な部分も多いですが、オーバースペック (視野から外れて死角ができる) だったり、画面がデカすぎて収納が収まらないとか、そういう別の問題が湧いてきます。

また、フィッツの法則は大きさで改善される項が対数なので、FullHD → WQHD のほうが WQHD → 4K よりも改善幅が大きいです。

雑な計算をしてお得感を出す

雑な計算をすると、時給1,000円の人が毎日8時間作業する場合、ディスプレイには1時間あたり5.25円のコストをかけていることになります。 つまり、5.25[円]/1,000[円]=約0.5% 作業速度が上がれば、ディスプレイによる効率アップ > 初期投資 になるので、実質無料ということになります(?)。

また、23インチが27インチになると8%以上作業領域が広げられます。

ちなみに、自分はトラックボール派なので、画面が大きくても一瞬でマウスカーソルが動かせます。 (本当は全てキーボードで完結させたいですが、マウスはマウスでやはり優秀だと思います。)

その他の利点

画面がデカい以外にも、角度調整によって見やすさが改善したり、高さ調整によって背筋が伸びるような位置に持ってこれたりします。

回転機能で縦にして、論文、長文ブログ、Qiita、プログラムを読むのも便利だと思います。 むしろ開発しない人は、縦置きのほうが便利かもしれない。デカければある程度の幅も保証されているので。

あとは、ディスプレイがきれい、スタイリッシュでかっこいい。とかでしょうか。 トップ写真では思いっきりシーリングライトが反射していますが、基本的にアンチグレア的なのがかかっていて画面が見やすいです。

おわりに

結論) 人類に必要なのはデカくて高級なディスプレイ。

ディスプレイの基本的な構造と原理は共通しており、高価なディスプレイになると、メーカーによってそこまで大きな差はでないと思うので、自分の好きなデザインを買うのがいいと思います。

今回買ったものはDELL製です。バイト先とか研究室で使わせてもらったものだと、BENQ製のも良かったはず。

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