前回の記事から約1ヶ月経ち、課金継続(年間契約)を決めました。
DeepLについて思ったこと
基本的にDeepLについて思っていることは前回の記事で書いたのですが、他にもいくつか感じたことがあったので書き残していこうと思います。
まず、Google翻訳を大幅に乗り越え、翻訳業界にGoogle翻訳の競合が現れた事実が良いことだと思います。 これでGoogleが持てるリソースと財力をつぎ込んで新たな最強翻訳機を開発してくれるのを願います。 (常に翻訳機は開発してるとは思いますが)
もう一つ、翻訳速度に関してです。
DeepLの無料版、1日に何回も使ってると翻訳速度が
— ピジョン (@hyper_pigeon) 2020年9月5日
個人的には課金したほうが速度が下がらない気がしています。 このアンケートだとちょっと判断が付けにくいので、誰か課金してない人と通話しながら同じ文章を同時に翻訳してスピードを比べて定量的に評価したいですね。
あと、全然関係ないんですが、DeepLってやっぱりまったく脈絡のない訳をたまに出してきますよね。
これは6月くらいにやった結果ですが、未だにこれと似たような訳をしています。
なんかこれ、GANっぽい挙動が混じってる気がするんですよね。 翻訳って、「それっぽい解釈ができる出力」が出れば良い訳じゃないですか。 似たような例を出すと、"SRGAN" みたいに結果を(正確じゃないにしろ)良く見せるためのDiscriminator Lossが入ってそうな気がします…。機械翻訳分かりませんが。
余談ですが、今ちょっとTensorFlowでの言語処理+BERTについて勉強しているので、もうすぐまとめられそうです。 TensorFlowでの言語処理に関しては、以下のドキュメントがかなり良かったです。→ Unicode 文字列 | TensorFlow Core
結論、良いものにはお金を払いたくなる。以上。