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Day-196 『UXと理論で作るWebデザイン』感想

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『デザイナーでなくてもわかる UXと理論で作るWebデザイン』(川合 俊輔、2017)

この本を選んだ理由

最近は自分の弱点や、足りない知識を最優先で埋めていく方向に舵を取っています。

特に、UI/UXに関しては、ゲームを作ったりWebアプリケーションなどを今後制作するにあたり、確実にあったほうがいい知識のはずです。

そこで、とりあえず最初の一歩として、Kindle Unlimitedにより無料で読むことができる本書を選びました。

感想

この本では、UXの言葉の説明から始まり、UXの目的・設計法・アンチパターン・ビジネスにおける利用法・Webデザインにおける活用法などを一冊で解説しています。例を交えて具体的に紹介しており、総じて初学者でも分かりやすい一冊でした。

UXを語るだけあり、フォントの大きさやパラグラフライティングによる可読性に気を使っており、解説のための画像も状況に応じて適切に配置されているためサクサク読めて内容が頭に入ってきます。

この本では、良いUXについて解説するだけでなく、それ以上に悪いUXについてもちゃんと例を挙げてくれているので、何をすべきで何を回避すべきなのかが明確になっています。

(UXを語る上で当たり前なのかもしれませんが)心理学や色彩などにも踏み込んでおり、UXについて知らなくてもかなりしっかり作り込まれた本だと分かります。 また、引用もしっかりしており、この本からUXの情報を深堀りすることができます。

個人的には、UXやその周辺の用語を30-40個程度覚えることができたのが学びとして大きかったです。 初出の専門的な単語にはほぼ必ず「1パラグラフ+場合により画像」で説明がされているため、分からないことが分からないまま進んだり、わざわざググったりせずとも最後まで読めます。

メモ

重要そうな言葉の解説をメモすると、本書の劣化コピーができてしまうだけなので、単語をかいつまんでマインドマップにしておきました。 これなら忘れても単語そのものを調べれば済むので、本を読み返すより早く復習できるはずです。

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(はてなでは、画像の長辺が1200px以上だと圧縮されてしまうらしいので、画像を4分割にしてます)

Kindle Unlimitedに入っている場合、無料で読めるので、デザインに興味のある人や、ソフトウェア・Webエンジニアを目指したい人や趣味開発をしたい人に圧倒的にオススメの一冊です。

www.amazon.co.jp