意識だけある、体が起き上がれないときに有効です。 前提として、スマホはベッドに持ち込まないこと(戒め)。
方法
手順
- (1) 息を吸う
- (2) 息を吐きながら、両手で握りこぶしを作り、可能な限り強く握る
- (1)→(2) を頭がシャキシャキするまで繰り返す。(5-7回で手に力が入るようになり、同時に目が醒める)
寝起きは指先に力が入らない (特に朝。逆に、浅い昼寝だと大丈夫だったりする)。 この方法では、脳がスリープしている → 力が入らない、というループ抜け、力が入る → 脳がシャキシャキしている状態に持っていく。
起床後に手を握れない現象について
発見したのは偶然。似た事例は日本語だとリウマチの資料しか出てきませんでした。
ひたすら英語でそれっぽい組み合わせを調べ、「Make a fist wake up」で検索したら似た事例が Quora という質問サイト (英語版のYahoo知恵袋) で出てきました。
英語は誰も読みたくないと思うので、概要を書きます。間違っていたらすみません。
タイトル:なんで起床後は手が握れないんだ
- 睡眠によってリラックスし、全身の筋肉が力を失う
- 脳の電気信号が手足に届かないようにし、夢に対して反射することによる動作で怪我をしないようにする
- 寝起き数分でこの弛緩は正常に戻る
たしかに、夢と身体機能が同期してたら色々マズイので納得できる理由です。
それっぽい理屈を付ける
寝ている脳部位を意識して起動させることで、脳にフィードバックをかけて、そのループの刺激で目覚める、みたいなイメージでしょうか。
具体的には、寝たことによって動きが鈍くなっている運動皮質*1という部位を活性化させる…みたいな感じですかね。 これ以上書くと、適当なことばっかり言う人になってしまうので、ちゃんと脳の勉強したいですね…
また、NTTのリハビリセンターの資料 *2 によると、
息を吐きながらする呼吸は、"血圧の変動が少ない", "腹筋を使うため 腹部周囲(体幹)も比較的安定する", "心臓や血管に負担も少なく、力も入りやすい" と寝起きと相性がいい感じのことが書いてあります。
寝起きのタイミングで思い出したら使ってみてください。(手が動くようになったからといって、スマホを触ると布団に封印されます)