VRoidコンテスト とは
pixivさんが作成している最強3Dモデリングツールである「VRoid」をメインツールとして使う、行われる3Dモデリングコンテストです。 2か月とか3か月に一回くらい行われているかも。 (細かいイベントはもっとあるので、本当に3D業界は盛り上がっていて楽しそうで尊い)
前回は、5月くらいに「バーチャル家スナ(スナップショット)」というイベントでした。そのときはVRoidを使えてなかったので、参加を諦めてしまいました。 VRoidのコンテストは、毎回お題が違っていて、いろんな人の思いの詰まった作品が見れて楽しいです。 そしてこんな神イベントを開催してくれているpixivさんに感謝…
そして、今回ついにVRoidコンテストに参加させていただきました!
56項目のうちの一つ、「24. VRoid コンテストで入賞」を達成したいというのもありますが、単純にVRoidが神ツールだから趣味としてやってる感じです。楽しすぎる。
初陣で入賞はちょっと虫が良すぎるので、もう何度かチャレンジするチャンスも見据えて、長期的に挑戦してみようと思います。
VRoidとVRoid HUBについて
最初はVRoidに慣れるのが辛かったり (どんなツールでもそうだが…)、個性を出そうとしてもいわゆる「VRoidっぽい」モデルになってしまって心が折れたりしてしまいます。
しかし、山を乗り越えればめちゃくちゃ楽しい。 アウトプットも性癖全開で、作ってる時なんかは脳汁ドバドバ & ドパミンドパドパなので最高です。 しかも作った作品は VRoid HUB という、VRoid のモデルを投稿できるサービスからいつでも見れるので(3Dグリグリ回したりできる)、鑑賞用としても機能します。
実は、自分で作ったキャラを見返すときに非公開でVRoid HUBを使って、「あ~ここ、そういえばこういうパーツだったな」…とか、「ここの角度から見たらこうなるのか…」とか、資料として使っていました。
今回の作品
以下のVRoid HUBから閲覧できます(スマホでもOK)。 いつも描いている一次創作『ディープラーニング部』の十文字 結です。 性癖をブチ込んだので絶対見てほしい。
先週、先々週あたりに話題にしていた地雷メイクはこのコンテスト用だったんです。
「水着限定のモデル」となると、全員水着なので、どうしても顔に情報のウェイトが偏るはずと予測しました。 そして、似た顔になりがちなVRoidでいかにして個性を出すか、そして可愛さを出すかを探求しました。
さらにこのコンテスト、入賞者のモデルはなんと…3Dフィギュア化されるそうです!
無論、3Dプリンタに関しては、平均的な投稿者よりも知識を持っているいます。 そのため、「3Dプリンタで印刷しやすいようなモデル」をあえてモデリングすることで入賞する確率を上げる仕込みをしました。
高級な3Dプリンタや、高等技術、特殊な素材を使えば、一応どんな造形もできますが、「3Dプリンタは下から上へ積層していく」をベースに、可愛い水着を考えた結果、こうなりました。
というかこれ、ほぼ Day-32 の絵と同じなんですけどね…(背景も使った)
ちなみに副作用で、56項目の21番目、「VRoid モデル作成し、VroidHubに投稿」をクリアしました。やったぜ。
本当はふりふりとかフリルを盛り盛りにして揺らす、とかも3Dモデリングの楽しみであるため、歯を食いしばりながら勝利の確率を上げる方策を選択しました。
でも、本当にふりふりは3Dプリンタと相性悪いんですよ…今回はテーマが「水着」という単純そうに見えて、実はプライズが「複雑なモデルに対する制約」になっているのが面白かったです。 同じこと考えてモデリングしている人がいるか、投稿作品をあとで見返してみます。